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第2章 決断

できるだけ感情を抑えた文章で事情を説明するメールを送ってから麗は健からの返信を待ち続けるが、なかなか返信が来ない。

メールまだ見てないのかな・・・それとも「そんなバイトなんてとんでもない」と怒ってるのかな・・・。

今夜はもう返信来ないかもと麗があきらめかけたときに、やっと健からの返信があった。

「お姉ちゃんだけに苦労させるのは嫌だから、僕も一緒に話を聞きに行く・・・僕がどんな仕事を求められているのか、よくわからないけど・・・」

そんな内容の返信だった。