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第26章 思わぬ来訪者・優大

「ちょっと待って下さい。
確かにあなたの推測は
ほぼ当たっています。
加藤さんに対しても彼女に
対しても何らかの制裁を
与えたい気持ちはあります。
だからと言って加藤さんから
あなたを寝取りたいとも
彼女への仕返しで浮気を
したいとも思いません」

冷静で落ち着いた雰囲気だった
彼女がいきなり床に土下座をして
「お願いします！
私を抱いて下さい！」

これには俺も度胆を
抜かれました。

駆け寄って
「頭を上げて下さい」
体を起こしました。

彼女は目に一杯、涙を溜めて
「私じゃダメなんですね。
年上だし、可愛くないし･･･。」

その顔の可愛い事、可愛い事･･･。