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彼の秘密
第18章 二人の時間
六月の半ば、梅雨らしい雨が降りしきる中外で食べることのできないので久しぶりに教室で食べることになった。
先輩はなにやら生徒会と学習委員会との小テストの打ち合わせがあるみたいなので一緒には入れなかった。
その中にいた雅と澄もいず、結果真姫、神室、俺というメンバーになった。
購買で買った焼きそばパンと野菜ジュースが本日の昼食だ。
「シズ、女の子みたいな昼食。そんなんだから細いんだよ。
女子よりかも軽そう」
なんということだろう神室がそんな失礼なことを言った途端、女子の顔色が変わった気がした。
中には「もう、今日はやめとこうかな」やこちを睨む視線が飛び交った。
それはそうだろう、彼は君らは太ってると言ったようなもんだから
なんでこうデリカシーがないのだろうか、気づかいはできるのに・・・
俺が呆れてため息をつくと、人参を神室の弁当の蓋に置きながら淡々と真姫が話してくれた
「関口は馬鹿だから気にしなくていいと思う。
こいつ顔いいのにモテないのがこれが理由だから」
「そ、そうなんだ・・・てかそうだよね」
神室は顔は良い、あたまだって悪くない。寧ろスポーツも体育ではいい成績を残してる。
のに彼には彼女がいないその理由はデリカシーがないのが第一位の理由だといっても過言ではない。そのくらい彼は女子から厳しい目を向けられてる。
「あ、そうだねぇシズ。一之瀬冬樹ってしってるよね?」
なんの脈絡もなく神室は思い出したように冬樹の名前を出した。
先輩はなにやら生徒会と学習委員会との小テストの打ち合わせがあるみたいなので一緒には入れなかった。
その中にいた雅と澄もいず、結果真姫、神室、俺というメンバーになった。
購買で買った焼きそばパンと野菜ジュースが本日の昼食だ。
「シズ、女の子みたいな昼食。そんなんだから細いんだよ。
女子よりかも軽そう」
なんということだろう神室がそんな失礼なことを言った途端、女子の顔色が変わった気がした。
中には「もう、今日はやめとこうかな」やこちを睨む視線が飛び交った。
それはそうだろう、彼は君らは太ってると言ったようなもんだから
なんでこうデリカシーがないのだろうか、気づかいはできるのに・・・
俺が呆れてため息をつくと、人参を神室の弁当の蓋に置きながら淡々と真姫が話してくれた
「関口は馬鹿だから気にしなくていいと思う。
こいつ顔いいのにモテないのがこれが理由だから」
「そ、そうなんだ・・・てかそうだよね」
神室は顔は良い、あたまだって悪くない。寧ろスポーツも体育ではいい成績を残してる。
のに彼には彼女がいないその理由はデリカシーがないのが第一位の理由だといっても過言ではない。そのくらい彼は女子から厳しい目を向けられてる。
「あ、そうだねぇシズ。一之瀬冬樹ってしってるよね?」
なんの脈絡もなく神室は思い出したように冬樹の名前を出した。