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彼の秘密
第21章 夏休み
イッタ後もがくがくと腰が震えて力が入らない。

凄い、自慰とは比べ物にならない。
はぁはぁと肩で息をしながら、ぼやけた頭が冴えるのを待つ。
「先輩...繋がれて良かった」

彼の頬に手を伸ばすと届く前に捉えられた
その目はまだゆらゆらと揺れていた

「先...輩?...ぁんん!」

ずっと彼の腰が引かれてきゅうと中が締まる、それで気がついた。
嘘、先輩のまだ大きい
彼を見ると額に汗を浮かべながら、うっすらと笑っていた、それは今までのとはまた違った顔、そう雄というのがぴたりとはまる顔だ
「ごめん、まだ足りない」
ぺろりと舌を舐める仕草にまで目を惹かれ、中がきゅんとまた締まった。

「ん...ぁあ!」
すると、繋がったまま体をうつ伏せにされた、中がひっぱられるように擦れて目がチカチカする

後ろから手を握られて顔が真横にくる

「今度は...後ろからね」
湿った声が耳にかかりゾクゾクした
もしかしたら、自分はMなのではないかと思うほどに興奮していて、先程吐き出したのにもう芯を持っていた
「っ...はい」
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