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狂い咲く花
第52章 四、躑躅(赤) – 愛の喜び
「イヤァ―!!…アアアッ……ヤッ…ヤメテ…」
髪を振り乱しながら押し寄せる快楽から逃げようともがくが、もがけばもがくほど快楽の渦に引きずり込まれていく。
「美弥…美弥…俺だけを見ろ…俺だけを信じろ…俺だけを…アアアッ…」
悲鳴にも似た雄たけびを上げながら、奥深くまで打ち付けて、美弥の中で果てる。
静かな夜に、荒い息だけが艶めかしく響きわたっていた。
滴る汗が葉月の頬をつたい美弥の口元に落ちていく。
それを眺めてる葉月と美弥の目線が交差する。
その目にはもうお互いしか映っていなかった。
愛し愛され心が満たされたと葉月は思っていた。
ぐったりと美弥の身体の上に身を任せれば、お互いの肌の温もりが心地よい眠気を誘う。
葉月は美弥の中から抜け出すと、腕枕をして抱きしめた。
抱いた腕の中では美弥はもう眠りにつこうとしていた。
その寝顔を見ながら葉月も眠りつく。
明日から続く幸せを夢見て…
─…
──…
───…
葉月の寝顔を見ながら美弥が葉月の腕から抜け出したことを葉月は知らない。。
とても寂しそうな笑顔を向けて、小屋から出て行ったのを葉月は気がつかなった
髪を振り乱しながら押し寄せる快楽から逃げようともがくが、もがけばもがくほど快楽の渦に引きずり込まれていく。
「美弥…美弥…俺だけを見ろ…俺だけを信じろ…俺だけを…アアアッ…」
悲鳴にも似た雄たけびを上げながら、奥深くまで打ち付けて、美弥の中で果てる。
静かな夜に、荒い息だけが艶めかしく響きわたっていた。
滴る汗が葉月の頬をつたい美弥の口元に落ちていく。
それを眺めてる葉月と美弥の目線が交差する。
その目にはもうお互いしか映っていなかった。
愛し愛され心が満たされたと葉月は思っていた。
ぐったりと美弥の身体の上に身を任せれば、お互いの肌の温もりが心地よい眠気を誘う。
葉月は美弥の中から抜け出すと、腕枕をして抱きしめた。
抱いた腕の中では美弥はもう眠りにつこうとしていた。
その寝顔を見ながら葉月も眠りつく。
明日から続く幸せを夢見て…
─…
──…
───…
葉月の寝顔を見ながら美弥が葉月の腕から抜け出したことを葉月は知らない。。
とても寂しそうな笑顔を向けて、小屋から出て行ったのを葉月は気がつかなった