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痴漢selection
第1章 ーおやくそくー(小松崎美穂)
「美ー穂ー。ちゃんと聞いてるの?」
「うん。わかった!!何度も言わないでよ!!」
¨もう眠いのに…なんで、こんな学校から遠いとこ引っ越したの?¨
朝から、ママのお小言を聞いて、朝御飯を口に入れた。
「新しいパパは?お仕事?」
「まーた、そう呼ぶ。」
私にとって、パパは本当のパパ一人だけ。本当のパパは、去年死んじゃって今は、お空の上にいる。ママは、パパが死んで半年たった頃、新しいパパと再婚をして、引っ越した。
¨優しいけど、なんか目が怖い気がする…¨
ご飯を食べ、朝のしたくをして学校に出掛ける。
駅までは、ママが車で送ってくれるけど、そこからは電車…
好きだけど、嫌い…
だって…