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第4章 ー捕らわれた天使ー(ののか)

電車が走り出して、数分後…

ん？

なんか、お尻にあたる…

ゴツゴツした…鞄かな？サラリーマンだし。

そう思ってたんだけど…

スルッ…スゥッ…

ビクッ…

『て、手だ！！誰かの手が、私のお尻触ってる！！』

痴漢…だ。

電車には、毎日のように乗ってるのに、痴漢にあったのは初めてだ…

ギュッ…

『怖い…どうしよう？！』

顔を俯かせ、鞄の持ち手を強く掴んだ。


ピクンッ…

「うあっ！！」

『えっ？どうして？胸も触られてる？えっ？ちょっと待って！』

ブラの中に手が入ってきて…