この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
誰にも言えない秘密
第1章 憧れ
「小山内さんって好きな人とかいるの?」
女子は恋愛話が好きな人種である。高校に入り、学校に慣れてきた頃、クラスの女子が聞いてきた。
「うん。一応……。そういう原田さんは?」
「えー、私?それがいないのよー。せっかく出会い求めて共学に入ったのに、男子少ないし。」
「元々女子高だったから、仕方ないんじゃないかな?」
「確かにそれある!去年から共学だけど、皆下心丸出しって感じの男ばっかだもん。出会いのでの字も無いわ〜。」
「そうだね。」
「小山内さんは好きな人いるんでしょ?同じ学校?それとも違う学校?」
「それは……秘密……かな。」
「えー。」
秘密と言われて原田と呼ばれた女子は納得いかない様な顔をする。そこへ他の女子が近付いてくる。
「小山内さんってモテそうだよね。」
「え?急に何?」
「何か物静かな感じとか、優しそうな感じとか。男子にモテそう。」
「あ、わっかるー!小山内さんって何かこう守って上げたいとか思う雰囲気だよね。」
「原田さんも三宅さんも持ち上げ過ぎだよ。私、小学校の頃とかいじめられっ子だったのに。」
「そんなに可愛いのに!?」
三宅が驚いたように言う。
「うん。何時も友達に助けて貰ってたの。」
「それって、虐めてたの女じゃ無い?嫉妬みたいなさ。」
原田も乗ってくる。
「どうなのかな?」
小山内はちょっと苦笑いを浮かべて困ったように言う。
/26ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ