この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
【寝取られ】青春の人 佳代ちゃん
第3章 青春の人 佳代ちゃん(3)
『でもさぁ、吉岡先輩と太田先輩ってさ……(小声でボソボソ)』
『ん?なに?』
そこだけ佳代ちゃんの声が小さくなって聞き取れなかったので聞き返すと
『吉岡先輩と太田先輩って……すっごいエッチなんでしょ?』(小声でちょっと恥ずかしそうに)
今まで佳代ちゃんと下ネタ系の話ってした事がなかったから、そう聞かれて俺は少し動揺してしまい、『え?そうなの?』などととぼけた応えをしてしまった。
『なんかね、ちょっと噂で聞いたんだ~』
『ま、まぁ確かに、そうかも。エロいかもね、あの2人は。』
『やっぱりそうなんだぁ。』(ちょっと笑った感じで)
『どういう噂聞いたの?』
『具体的な事は聞いてないけど、マネージャーの先輩達があの2人はエッチだよぉって言ってたから、そうなんだぁって思って。ナオ君は吉岡先輩達と仲良いから色々知ってそうだよね。』
『知ってるっていうか、まぁでも、吉岡先輩や太田先輩に限らず男は皆ある程度さ……』
『あ~そうだよね~』
まさか先輩達が乱交や輪姦(一応和姦だけど)をしているような変態だとは言えずに適当に誤魔化しておいたけど、どうして佳代ちゃんはそんな事聞いてきたんだろう?とか色々考えてしまった。
で、夜遅かったからそれくらいで電話は終わったんだけど、最後に
『やっぱりナオ君と電話すると落ち着くなぁ。ねぇナオ君、これからもたまにこうやって電話してもいい?』
『え、あ、もちろん、俺で良いならいつでも。』
『わーい、じゃあまた今度電話するね。』
なんてやり取りもあって、俺としてはそれは嬉しかった。
それから1週間に1回とか、そのくらいのペースで俺は佳代ちゃんと電話してた。
高校時代みたいに、佳代ちゃんがおしゃべりして、俺が聞き役みたいな感じで、楽しかった。
でも、俺はその後ショックな事実を知ることになる……。