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【寝取られ】青春の人 佳代ちゃん
第2章 青春の人 佳代ちゃん(2)
で、中でも特にチャラかったのが、吉岡先輩と太田先輩。
2人とも顔はかなりのイケメンで、背も高い。さらにバスケの強豪校出身だからバスケも滅茶苦茶上手い。
だから吉岡先輩も太田先輩も当然モテてた訳なんだけど、この2人、女癖は超悪い。
まぁいわゆるヤリチンって奴。
この人達は下半身で物事を考えてるんじゃないかってエピソードを俺も人づてに聞いてはいた。
ただ、吉岡先輩や太田先輩は後輩の面倒見が良い人達でもあった。
俺もサークル入った当初から結構可愛がられてたっていうか、俺はこの先輩達に大学の事を色々教えてもらったし、就職活動なんかの情報も沢山教えてもらった、だから2人の事はあまり悪くは言えないんだけど……。
なんだろうな、良く言うとエネルギッシュというか。
ほら、割と女遊びしまくってる奴の方が仕事できたりするじゃないですか。
そういう感じの、容姿端麗でハイスペックで、とにかく色んな意味で元気な先輩達だった。
で、話には聞いていたけど、実際に「あ、この人達ヤバイな」って思ったのが、とある合宿での出来事だった。
ちなにみその合宿は佳代ちゃんも参加していた。
その時の合宿はいつも通りに昼間バスケして遊んで、夜飯バーベキューでそのまま飲み会みたいな感じだったんだけど、夜中、皆酔っ払って男も女も寝始めた頃にそれは起きた。
部屋に戻って寝る人もいたけど大半は大部屋で雑魚寝してて、俺も大部屋で寝てたんだけど、夜中に真っ暗な部屋の中で俺はある先輩に突然起こされた。
「おい、ナオヒロ、起きろって。」
「ん……なんですか?」
「今から良いもん見せてやるから、ちょっと来いよ。」
「え、良いものってなんですか?」
「いいから来いって、すげぇから。」
なんだろうと思いながらその先輩について部屋を出ると、俺は階段を上って一つ上の階へ連れていかれた。
すると、ある部屋のドアの前に数人の男達が部屋の中を覗き込むように立っているのが見えた。
「なんですか?あれ。」
「なんだろうな?ハハッ、まぁお前も見てみろって。」