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輪廻
第3章 4月2日
御幸なら、親父のいやらしい目付きを背中で感じて、反らしたり、気を引いたり、何らかのアクションを起こさないか?

残業の後、飲み会といったら、愚痴の一つでも言わないか?

そんな反応もなく、御幸を真似る模範解答をコピーしているような印象を受けた。

御幸じゃない?
いや、どうみても毎日見ている御幸なのだが…

じゃあ何なのか?

『heaven』の効果は8時間…
一昨日の服用時間が深夜2時なので、昨日10時には切れるはず。
俺が、リュウとして御幸の相手をして、ジャックを切断したのが9時。

切断直後からの御幸の行動をチェックすることにした。


御幸はフェラを終えて俺がジャックを切断した後、口端から垂れた唾液を手の甲で拭った。

キラリ…

その唾液が銀色に光っているように見えた。

ゲーム内の御幸がシナを作ってリュウを見上げ、そのままモノを口に含み直した。

次の準備に入ったようで、リュウに『まだヤリたいのか』と詰られて頷いていた。
そして、リュウのモノが再起すると、背を向けて立ち上がり、壁に手をつき尻を向けてきた。

てっきり定番の姫抱きに持ち込みベッドに移動するのを希望すると思ったが…
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