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愛おしい貴方・作品SS集
第15章 X'mas‥‥ああX'mas?(セックスレス)
そんなプチ‥‥プチプチを繰返し、家に帰って来たら緊急事態発生!?
「黒豆っ!?」
『・・・にゃん・・・』
そこには鞠の布団で尾っぽから血を流している黒豆が佇んでいた‥
家から出る前は何も無かったのに、一体どうした!?!?
「黒豆?
黒‥‥黒??」
「・・・・・」
軽く手当てをし、身体に手を当てたら、震えながらも寝始めた、命に‥‥という訳では無いらしい‥
それは良かったよ、前があるから。
でもそのまま動けない‥
でオヤジは?
おいおい、こんな時にゲームかよ‥‥少しは黒豆くんの面倒見れや!
X'masと言っていたのもぶっ飛び、夕方までひたすら黒豆くんの枕モード、これはこれで必要だから‥‥許す黒豆くんだし、これがオヤジだったら許さんよ?
夕方に漸く黒豆くんが移動し、こっちは慌ててX'mas準備!
「オヤジっコンビニ!
予約品取って来て!!
こっちはロブスターやるからー!」
「おう‥‥‥」
子供じゃ無いんだ、拗ねないで1人で行けっての!!
半ば強引に追い出して、私の方は台所でロブスターと格闘‥‥硬い硬すぎますロブスター様!
私が持つハサミが勝つか、ロブスターの硬さが勝つか勝負じゃぁ!!
・・・この戦い、コンビニから帰って来たオヤジの勝利・・・
アホなほど、蟹を剥くのが上手かった‥
その応用だもんね‥‥‥負けた‥‥‥