この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛おしい貴方・作品SS集
第4章 ちょっと覗いて見てご覧?(禁断背徳)
「・・・
良かった・・・」
あの早乙女社長という人が分別のある人で‥
このまま誘われたら‥私は主催側の意向で、断り切れなかった。
「でも‥似てる‥‥
‥‥‥伊織に‥‥‥」
当てのない話‥
伊織は、私に何1つ話してないもの‥
伊織という名が本当か嘘かすら‥‥
でも顔は覚えている‥
あの優しい話し方‥
熱い身体も全て‥‥
だから、この話が来た時、探してみようと思った‥
本当に僅かな可能性だけど‥‥
「会えるかしら‥伊織に‥‥
いえ‥あの時偶然に会ったのだから、また偶然はあるものよ‥‥」
私はもう少し‥遅咲き桜が咲く手前まで、リサイタルで各地を回るつもり‥
もう一度会いたい‥伊織を探して・・・・・
(朔)「おい作者‥」
(作)「はいはい?」
(朔)「これは、女っ毛が全く無い俺への当て付け話か?」
(作)「いえいえいえ‥
朔夜叔父の向こうに、誰かを覗き見た‥
そんなコンセプトですって‥‥」
(朔)「こういうのを‥当て馬って言うんだ!
当人を出せ、当人を!!」
(作)「それは‥ちょっと‥‥
あ‥朔夜叔父様、外伝でお呼び出しですよー!」
朔夜叔父返却完了‥
ふぅ‥危ない危ない‥
さて、このリュカ・泉、覚えている方は、どれくらい居るでしょう?
サブもサブ‥
外伝1回登場だけのピアニストさん‥気付いたかな??
ニアミス話‥もしかしたらの可能性だけど、会える可能性はあったのに‥
運命って、こんなものです。
了