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あなた、エロい女でごめんなさい
第8章 お義兄さんの好きにして
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「どうした?
なんかやけにぐったりしてるな?」
......同窓会から帰ってきた日の夜
旦那が開口一番に言った
「えっ?
そっそう?」
シャワーも浴びて気持ちを落ち着かせた筈なのに..
胸の中がザワザワと騒ぎだす
「........同窓....会で、なんかあった?」
その旦那の目は、全てを見据えているようで怖い
「なっなんかって
....久しぶりにみんなと会って盛り上がっちゃったよ!」
精一杯の愛想笑いをしてみるも
「ふーん」
........なんか、機嫌悪い?
やっぱり..........
..........あなたは、あの場にいたの?
「……同窓会って、あれだよな
昔好きだった....ヤツとの再会で....
......一線を越えてしまったり........ってあるよな」
....なっ!!
いきなり、核心をかれて....
ドクンドクンドクンドクン
ドクンドクンドクンドクン
全身が心臓になったように心音が響く
「そそそうだね!!」
「..ばーか、なに動揺してんだよ」
意味ありげな旦那の瞳に捉えられて逃れられない
どうしよう.......
.....ここは、素直に謝る?
でも、許してくれる?
こんな....淫乱な私を........あなたは、許してくれる?
「なぁ......疲れてるんだろ?」
「つっ、突かれて......ないないない!!
そんな事してない!!」
妻としての本能が口から言葉となって出た
......やっぱり言えるわけない
「なに誤解してんだよ....
同窓会....どーせ遅くまで飲んで騒いでたんだろ?
遠いとこまで行ったみたいだし
体が疲れてるってことだよ」
「あぁーああ!!(..そういうことね!?)
うんうん!!
そっそうだね、疲れてる!」
..........私って
どんだけ脳がエロで侵されてるんだろ
ハァ、と小さく溜め息をついた
「....怪しい蘭さん、それとも何か....突かれるようなことが、あったんですか?」
旦那が右手を握ってマイクのようにして私の口元に向けた
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