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契約的束縛・誘惑なる秘密
第15章 香港ー日本への伝(つて)
「ほら硬くなって、ブラウスからでも勃ち上がった乳首が分かります‥
ああ乳首だけではありませんね、ブラウスから透けて、卑猥な色をした乳輪までハッキリと、とても女子校生とは思えない姿です」
敢えて指を離し、カメラが胸をクローズアップするのに任せる‥
その間に私の方は、スーツのポケットに忍ばせていた、小型ナイフを手に取った。
「そろそろ、しおらしい女子校生というのも、お客様は飽きる頃、本性を見て貰いましょう?
貴方の卑猥で調教されたその躰の全てを‥‥」
「っ!
い‥‥嫌っ!?」
手に持っていたナイフの刃先を女に向ければ、女は刃物の恐怖にすくむ‥
恐怖というスパイスは、女の本能を引き出すのには効果的な香辛料。
「ふふふ‥‥
少しでも動けば、貴方のその肌が血に染まります、それも楽しいですがね」
「い‥‥嫌‥‥血は嫌‥‥」
「では動かないように‥‥
私は貴方の後ろです、手元が狂うかも知れませんよ?」
女に見せていたナイフを、刃先をブラウスに付けながら下へと滑らせ、ブラウスの合わせ目にナイフを入れる。
「ほら‥‥ボタンが1つ、また1つ‥
胸は気を付けなければ‥‥盛り上がり過ぎですから」
ゆっくりとナイフを上に‥‥
プチ、プチ、ナイフによってボタンの糸が切れ弾け飛ぶ、そして少しずつ露出していく肌、チラリズムを煽るSM行為、私の得意な方法。