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契約的束縛・誘惑なる秘密
第32章 エピローグ

本部遺跡からピアスが送られて来て、ドイツへと戻った私達。

櫻澤さんは、居城でルークに習いながら力の制御中。
本郷さんは、待ちきれずに何時ものCLUBで緊縛師を始めた。
宮野さんは、本郷さんと同じく調教師をしながら、死の天使をネットから追っている。
仁科さんは、新しいCLUBを上手く作ろうと奔走している。
ルークは、行ったり来たりして櫻澤や本郷さんと宮野さんの教育係を継続。
私は……。

「まだ覚え足りないようね、そんな貴方にはぺニスリングで、お し お き 」
「それだけはっ! グッア"ぁぁーー!?」

パチンとぺニスの根本をキツく固定し、射精処か陰嚢から上がる精液さえも締め抑える。
苦しみ乞う男性の姿って、どうして私を恍惚感に浸らせてくれるの?
調教されたMの私と、調教師としてのSの私。そう私も銀の調教師として、CLUBのショーに出ているの。

毎日とはいかない。
仁科さんの手伝いもあるし、櫻澤さんの制御訓練にも付き合っている。それに盟主としての責務も増えつつあって、調教師ばかりを優先する訳にはいかないの。でも今は……。

「さぁ、この極太ディルトをあげるわ。女性のようにドライオーガズムで何度もイキなさい」
「アッ……アァァッ!」

この調教男性は既に開発済みで、アナルでイケるの。
ぺニスを赤黒く勃起させて、女性のように腰をくねられながら何度もイクのよね。それを見て女性客は楽しんでいるけれど。

今はこんな私達。
そのうちまた動く事になると思う。それまではドイツでの下準備だよ。目的の日本はまだまだ遠いもの。

『みんなで日本へ』

変わらない合い言葉。
何時か絶対に、みんなともう一度日本へ……。



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