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第4章 恋のライバル
ここ最近望月部長は仕事が忙しいらしく
私の相手をしてくれない。
職場ではあの長年 社内恋愛しなかった
望月部長が社内恋愛をしたって言うじゃないか。
女子社員は羨ましい目で
望月部長の隣を歩く吉平さんを見ていた。
短期間だけだか望月部長の補佐を担当するんだとか。
昼休みの休憩室。
望月部長の背中が見えたので架純が近づく。
「もう半月も会ってくれてません。」
望月部長の表情は冷たくなった。
「ヤキモチか?」
「そうだと言えばどうします?」
「前もって仕事仲間だと言った筈だ。」
「でもたまには私の事も…!」
架純とすれ違うように望月は去る。
「かルール違反だ。
職場ではプライベートな話はなしと約束しただろ。
そこまで言うなら俺は無理だ。別れよう」
「待…っ」
望月は聞く耳を持たなかった。
架純は持っていた飲みかけのジュースを
落としてしまった。
ひきつけが小さく鳴り響き
うずくまる架純。
せっかく…せっかく
今まで我慢してたのに
こんなことで別れることになるなんて。…
私の相手をしてくれない。
職場ではあの長年 社内恋愛しなかった
望月部長が社内恋愛をしたって言うじゃないか。
女子社員は羨ましい目で
望月部長の隣を歩く吉平さんを見ていた。
短期間だけだか望月部長の補佐を担当するんだとか。
昼休みの休憩室。
望月部長の背中が見えたので架純が近づく。
「もう半月も会ってくれてません。」
望月部長の表情は冷たくなった。
「ヤキモチか?」
「そうだと言えばどうします?」
「前もって仕事仲間だと言った筈だ。」
「でもたまには私の事も…!」
架純とすれ違うように望月は去る。
「かルール違反だ。
職場ではプライベートな話はなしと約束しただろ。
そこまで言うなら俺は無理だ。別れよう」
「待…っ」
望月は聞く耳を持たなかった。
架純は持っていた飲みかけのジュースを
落としてしまった。
ひきつけが小さく鳴り響き
うずくまる架純。
せっかく…せっかく
今まで我慢してたのに
こんなことで別れることになるなんて。…