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執事>御主人様
第3章 快楽
瞳を開けると辺りは暗くなっていた。
体を起こそうとすると後ろへ引っ張られる。
手を動かすとジャラっと重く渇いた音がした。
―――鎖。
寝ている間に取り付けたらしい。
「起きたか?」
月明かりが漏れる窓辺に龍我が立っていた。
「これ取ってくれる?寝ている間に付けられたみたいで…。」
「てめぇはどんだけ、鈍感なんだ?」
龍我がまた笑みを浮かべた。
右手で何かをクルクルと回している。
―――鍵。
「龍我、それ…。」
「流石に気付くか。手錠の鍵だ。」
目の前が暗くなった気がした。
体を起こそうとすると後ろへ引っ張られる。
手を動かすとジャラっと重く渇いた音がした。
―――鎖。
寝ている間に取り付けたらしい。
「起きたか?」
月明かりが漏れる窓辺に龍我が立っていた。
「これ取ってくれる?寝ている間に付けられたみたいで…。」
「てめぇはどんだけ、鈍感なんだ?」
龍我がまた笑みを浮かべた。
右手で何かをクルクルと回している。
―――鍵。
「龍我、それ…。」
「流石に気付くか。手錠の鍵だ。」
目の前が暗くなった気がした。