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お前がすきでたまらない
第23章 二人の距離
「じゃあ」
「私は帰るね」
と車で帰るユキを見送って部屋へと急いだ



「このは」
「遅くなってごめんな」
すっかり冷めてしまったピザの前に座っていたこのは


「啓介さん!!」
「おかえりなさい」

「・・・あの・・・」
「お姉さん・・・大丈夫でしたか?」

心配だっただろう
不安そうに俺に言った

「大丈夫だよ」
「このは、びっくりさせてごめんな」

昼間にユキが来た事でずっと不安だっただろう?
びっくりもしただろう?
本当は寝てたなんて嘘だろう?

やっぱり・・・
泣いてたんじゃないのか?


「私・・・」
「あの・・・」
「あの・・・」
「やっぱり・・・」
「ここには・・・もう・・・」


「このははここに居るんだ」

その先を聞きたくなくてこのはの言葉を遮った


「でも・・・」
このはは何も心配しなくていい
何度、心の中で思った事か



泣きそうになりながら俯いてるこのはを


抱きしめたくなった



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