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お前がすきでたまらない
第4章 俺にできる事

「どうしたんですか?先輩、なんだか疲れているうようですけど・・・」
疲れているんじゃない
何だろう?
自分でも理解らないが彼女の事が気にかかるのだ
そんな俺の内心にも気が付かず後藤は続けた
「・・・彼女、両親が亡くなって親戚もいないみたいだし・・・
なにしろ未成年・・・施設で保護されるんでしょうね・・・」
俺の手がぴくっと動いた
「あんな大きな家で・・・これから一人ってわけにもね・・・
父親が亡くなってからは母親と二人だったみたいだけど、母親も父親の遺産だけで生活してたみたいだし・・・」
・・・
俺は黙って聞いていた
「ほら、父親は自殺だったから保険金が出なかったそうですよ」
疲れているんじゃない
何だろう?
自分でも理解らないが彼女の事が気にかかるのだ
そんな俺の内心にも気が付かず後藤は続けた
「・・・彼女、両親が亡くなって親戚もいないみたいだし・・・
なにしろ未成年・・・施設で保護されるんでしょうね・・・」
俺の手がぴくっと動いた
「あんな大きな家で・・・これから一人ってわけにもね・・・
父親が亡くなってからは母親と二人だったみたいだけど、母親も父親の遺産だけで生活してたみたいだし・・・」
・・・
俺は黙って聞いていた
「ほら、父親は自殺だったから保険金が出なかったそうですよ」

