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第26章 女同士

「啓介とのデートはどうだった？」

デート・・・
顔が真っ赤になってしまう・・・


「えっと・・・」
「えっと・・・」

どもってしまう私の返事を根気強く待ってくれる

「私の買い物をして・・・」
「今まで憧れてたカフェに入って・・・」
「パンケーキを食べたんです！！」


「パンケーキ？」


「はい！！」


「啓介は食べた？」



「・・・はい」
「だけど・・・」
「啓介さん・・・」
「甘いもの・・・苦手だったんですね・・・」

思い出すと申し訳なくなっちゃって・・・


「もしかして・・・」
「女の子しか入らないような、可愛いカフェだったりする？」

「はい！！」
「キラキラしてて・・・」

可愛くて！！
素敵なお店でした！！


「・・・そっか～～」
「パンケーキに可愛いカフェ・・・」


啓介さんのお姉さんが私を見ながら少しだけ・・・
ほんの少しだけ・・・
切ない顔をした・・・