この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
お前がすきでたまらない
第26章 女同士
「姉バカと言われてもしょうがないんだけど・・・」
「小さい頃の啓介は・・・それは、それは可愛くてね・・・」
「母より私が啓介のお世話してた位なのよ」

ぽつり、ぽつりと話してくれる

「小さい頃はそれで良かったんだけど・・・」
「啓介が男の子になり始めてからは、やっぱり私がわずらわしくなったのね」
「それが何故だか、寂しくて・・・悔しくて・・・」
「啓介がバレンタインのチョコ貰ってきたりすると私が食べちゃったりもしたのよ」
「「啓介は私の作ったチョコ食べてれば良い」なんて言ってね」

私の知らない啓介さんの話・・・

「私に反抗する度に、当時はよくプロレスの技なんかもかけたりしてね」
「でも・・・」
「それも啓介が柔道と空手を習いに行って終わったわね」
「ああ見えて、啓介、柔道も空手も有段者なのよ」

誇らしげなユキさん

「中学生にもなると啓介・・・やたらとモテ始めたのよ!!」
「最初はそれが自慢だったけれど・・・」
「私と啓介って一つしか歳が違わないのね?」
「私の同級生ですら啓介の事が好きな子が多かったわ」

啓介さん・・・やっぱりモテてたんだ

「そうね・・・」
「正直・・・私の啓介なのに・・・って思ったりしてたの・・・」
「ほんと・・・今思うとイタい姉よね・・・」

そんな事・・・思ってないです

「「啓介には彼女なんてまだ早い」ってよく言ってたわ」
「・・・啓介にはそう言ってたけど・・・」
「啓介が他の子の名前を呼んだりするのが・・・」
「とても、とても嫌だったの・・・」

私には姉弟がいないからよく分からないけど・・・



/725ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ