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お前がすきでたまらない
第27章 いとし、いとしと、言う心
とまどうこのはを抱きしめた・・・

「け、け、け・・・」
「啓介さん?・・・」

いとしくて・・・
いとしくて・・・


このはの唇が俺の名を呼ぶ事が愛しくて・・・



「このは・・・」
「知ってる?」


「いとし」
「いとし」
「って、言う心・・・」

俺の胸の中でこのはは解らないと首を振った


「昔の恋の漢字だよ・・・」


「戀って気持ちはきっと今も昔も変わらなかったんだな・・・」


「俺はこのはが愛しくて、愛しくて・・・」


「たまらないよ・・・」


「こんなにも・・・」


「このはに・・・」


「戀してる・・・」




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