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第31章 恋の病の処方箋

このはとの事・・・
神尾はともかく・・・
信には話せて良かった

ただ、こんな大事な事はやっぱり俺から信に言いたかったな
信はそんな俺を責める事もなく・・・
いつでも俺を信じてくれる

そんな信に恥ずかしくないよう俺は俺の決心を胸にしまった


問題は・・・だ

これは俺の考えだけだと言う事だ
現時点では・・・

俺一人が盛り上がって言ってるだけの話で・・・

このはは？

このはも俺を好きだと言ってくれているがこの先ずっとかどうかはわからない

俺？

俺はもちろんこのはとずっと一緒にいたいよ
俺の考えは変わらないよ


ただ・・・
このはを縛る事になるのか？
このはは若いんだ
これから色々、恋愛するかもしれない・・・

もしかしたら・・・
今は恋に恋してるだけで俺の気持ちは重いかもしれない



あああ～～～！！
クソッ！！
俺らしくもなくこのはの事になるとウジウジ考えてしまう


これが恋の病ってやつか？
たしかに・・・
どんな医者でも草津の湯でも恋わずらいは治せないよなぁ・・・


恋の病に薬なし
惚れた病に薬なし

ってやつか・・・