パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第34章 それから、これから・・・

俺は事件のあった後、
このはの家の事
このはの両親の事
このは自身の事も調べていた
もちろん仕事ではあったのだが・・・


このはの以前通っていた高校も有名な進学校

その中でも、このはの成績は学年でもトップだった


「このはは勉強が嫌い？」

それとなく聞いてみる


「そんな事は・・・」



「このは」
「俺はこのはと結婚して幸せにする自信はある」

「だけど・・・」
「このはに必要な勉強の全てを教えられる知識はない」
「まして・・・」
「このはに友達を作ってあげる事だって出来ない」


「俺に出来る事は・・」
「このはが谷川このはになって事件の噂なんかに気にせず高校生活を送る事」
「このはがこのはらしく今を生きる手助けをする事」

「今しか出来ない経験は本当に今しか出来ないんだ」
「高校生の青春なんて・・・」
「お金を出しても買えやしないよ」


「でも・・・」


まだ俯くこのは