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お前がすきでたまらない
第35章 ロマンティック作戦

「これ・・・」
このはが差し出したのは色紙だった
俺が帰りに車に置いたままだった色紙
皆が最後に書いてくれた色紙
「・・・助手席の間から落ちてて・・・」
「拾おうとしたんです」
「だけど・・・」
「中身が見えてしまって・・・」
そうか・・・
これを気にしてたのか・・・
「このは」
「俺がモテるなんて・・・」
「俺が持てるのは重い物位だよ」
少し茶化す
「・・・電話番号や・・・」
「プリクラなんかも貼ってありました・・・」
「・・・書いてたから・・・」
「何?」
「・・・すごく・・・」
「綺麗な人でした」
「俺が・・・」
「連絡するとでも?」
今度は真剣にこのはに聞いた
「・・・」
無言のこのは
「俺が・・・」
「本当に連絡すると思ってる?」
「・・・わかりません」
このはの返事に俺は車を走らせた
このはが差し出したのは色紙だった
俺が帰りに車に置いたままだった色紙
皆が最後に書いてくれた色紙
「・・・助手席の間から落ちてて・・・」
「拾おうとしたんです」
「だけど・・・」
「中身が見えてしまって・・・」
そうか・・・
これを気にしてたのか・・・
「このは」
「俺がモテるなんて・・・」
「俺が持てるのは重い物位だよ」
少し茶化す
「・・・電話番号や・・・」
「プリクラなんかも貼ってありました・・・」
「・・・書いてたから・・・」
「何?」
「・・・すごく・・・」
「綺麗な人でした」
「俺が・・・」
「連絡するとでも?」
今度は真剣にこのはに聞いた
「・・・」
無言のこのは
「俺が・・・」
「本当に連絡すると思ってる?」
「・・・わかりません」
このはの返事に俺は車を走らせた

