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第37章 世界で一番幸せなパーティー

「ああ」
「そうだな」

信には悪いがユキに同意した


「信をいじめるのもその辺にしておきなさい」
「信、今日は啓介の為に本当にありがとう」

お袋が言った

「啓介、そろそろ行かないとダメなんじゃないの？」
「ロマンティック作戦はこれからでしょ？」

自分で言うのもなんだが・・・
その作戦・・・
めっちゃ恥ずかしいな


「ああ」
「着替えもしなきゃならないし・・・」


「なら・・・」
「その前に皆で記念写真をとろうよ」

穂高さんが来た


「そうね」

ユキが皆を集める


アルバイトの子が
「いきますよ～～」
「笑って下さい」
その言葉に皆はカメラに向かってポーズをする

俺の人生の最高の瞬間

この場に居る全員が
「いってらっしゃい」
と声をかけてくれた