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第38章 ｈｏｎｅｙｍｏｏｎ

見上げると月が俺達を見ていた

「啓介さん・・・」
「月・・・」

「ああ・・・」
「綺麗だな」

俺はこのはを見つめる


「死んでもいいですね」

このははクスクスと笑った




「このはがすきでたまらない」
「愛してる」

このはを見つめた

「・・・わたしも・・・」
「啓介さんがすきでたまらない・・・」
「愛してます」

このはも俺を見つめる


永遠があるのなら・・・

ずっと続いてほしい

このはだけを愛すから・・・




俺達は月の下

愛の言葉を誓い

抱きしめあった








---完---