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第11章 【裏】　所有の証を刻む（スイ目線）

「大丈夫だよ。きっと良くなる。」
　そういってサキの秘部に数回先端を擦り付けて蜜をまぶすとゆっくりと腰を進める。
　ーーメリメリッ…。
「…‼」
　内側から身体を裂いていくような、あまりの痛みに声も出せない様子のサキ。
　ーーブチッ…。
　異物を押し返そうとするサキの処女膜が破けたのを感じる。初めて彼女のナカに傷をつけることができた喜びにスイは打ち震えていた。
　先程の電話の親しげな様子を見て、サキの純潔はとうに奪われていたと思っていたがこんな形で手に入れることができるとは。あの男にも少しは良いところがあったな、と密かに舌なめずりをする。

　やがて先がコツンと奥に当たる。いまはこれ以上は無理そうだった。
「サキ、入ったよ。ゆっくり息をして。」
　欲望のまま腰を振りたい気持ちを抑えて乳首や肉芽に刺激を与えていると、奥からじわりとほぐれて新しい蜜が溢れてきたようだった。
「動くよ。」
「待っ…、ひっ…、うっ…！」
　痛みを紛らすように肉芽に刺激を与えながらゆっくりと動いていると、サキの声音に艶が出てきた。
「あン…んンッ…あァ…。」
「サキ、どう？　気持ちよくなってきた？」
　サキは嬌声を漏らしながら頭を横に振る。
「素直にならないなら、また俺いなくなるよ？　いいの？」
「やっ…ごめ…ン…なさ…。なん…か…んンっ！　おな…か…奥ぅ…ジーンっ…して…頭…溶け…そっ…。」

「ん、いい子。もっと気持ちよくしてあげる。」