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パズルー番外編ー
第3章 相談
このお家にお世話になるのも、潮時なのかもしれない…そう思った時、部屋のドアがノックされて。はい、と返事すると、ケイちゃんが入ってきた。
「なんか、顔色良くなかったから…なんかあった?話して気が楽になるなら聞くよ?」
ケイちゃんは、私の些細な変化も見逃さない。
高校の同級生で、入っていた寮のルームメイト。ケイちゃんは、1年の時は自宅から通ってだけど、家を出てみたい、という理由で2年の時から寮生活をしていて、私の1年の時のルームメイトが3年生の先輩だったから、先輩が卒業して、部屋が空いて、卒業するまで2年間同じ部屋にいた。私の境遇を心配して、いつも力になってくれた。
こうして居候させて貰えるのも、彼女がご両親を説得してくれたからだ。
「…ちょっと…ね…」
「何でも言ってみ?私とキヨの仲でしょ?」
「…色々ありすぎて…何から言おうかな…」
「じゃあ、最初から!」
「………妊娠、したんだ…」
「そうなん?身体平気?」
「うん、それはね。」
「彼氏には言ったの?」
私はコクリと頷いた。
「なんか、顔色良くなかったから…なんかあった?話して気が楽になるなら聞くよ?」
ケイちゃんは、私の些細な変化も見逃さない。
高校の同級生で、入っていた寮のルームメイト。ケイちゃんは、1年の時は自宅から通ってだけど、家を出てみたい、という理由で2年の時から寮生活をしていて、私の1年の時のルームメイトが3年生の先輩だったから、先輩が卒業して、部屋が空いて、卒業するまで2年間同じ部屋にいた。私の境遇を心配して、いつも力になってくれた。
こうして居候させて貰えるのも、彼女がご両親を説得してくれたからだ。
「…ちょっと…ね…」
「何でも言ってみ?私とキヨの仲でしょ?」
「…色々ありすぎて…何から言おうかな…」
「じゃあ、最初から!」
「………妊娠、したんだ…」
「そうなん?身体平気?」
「うん、それはね。」
「彼氏には言ったの?」
私はコクリと頷いた。