この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
オネェとホスト不思議な同居生活
第12章 消毒は丁寧に‥

楽屋で眠った事で、かなり気分が良くなったらしい祐希と共に、送迎の車でアパートに帰宅。
まだフラついていたが、何とか着替えだけは出来、今の祐希は何時ものジャージ姿。
「シャワー使える?」
「・・・
やっぱりまだ無理っぽい、車に揺られたのでまた・・」
「酔った後の車移動は効くものね‥
ソファーで休む?」
「少しだけ・・」
祐希はソファーでグッタリ‥
一応冷蔵庫からミネラルウォーターを出してテーブルに置いたけど、まだ反応が薄い。
その間に俺の方が着替えにシャワー‥
何となく明菜じゃなく、輝として祐希に付いていたい‥ママに言われたせいか?
(かなり痛い言葉‥‥)
ちゃんとした彼氏として・・・
俺だって思うよ、普通の彼氏彼女の関係が良いと‥
でも身に付いたオネェ感覚が、そう簡単に抜ける訳も無く‥
高収入の水商売を、離れる事にも躊躇いがある。
そんな事を考えながらリビングに戻って来たら、祐希が起き上がりミネラルウォーターを飲んでいた。

