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オネェとホスト不思議な同居生活
第12章 消毒は丁寧に‥



楽屋で眠った事で、かなり気分が良くなったらしい祐希と共に、送迎の車でアパートに帰宅。


まだフラついていたが、何とか着替えだけは出来、今の祐希は何時ものジャージ姿。



「シャワー使える?」


「・・・
やっぱりまだ無理っぽい、車に揺られたのでまた・・」


「酔った後の車移動は効くものね‥
ソファーで休む?」


「少しだけ・・」


祐希はソファーでグッタリ‥
一応冷蔵庫からミネラルウォーターを出してテーブルに置いたけど、まだ反応が薄い。


その間に俺の方が着替えにシャワー‥
何となく明菜じゃなく、輝として祐希に付いていたい‥ママに言われたせいか?



(かなり痛い言葉‥‥)


ちゃんとした彼氏として・・・


俺だって思うよ、普通の彼氏彼女の関係が良いと‥


でも身に付いたオネェ感覚が、そう簡単に抜ける訳も無く‥
高収入の水商売を、離れる事にも躊躇いがある。



そんな事を考えながらリビングに戻って来たら、祐希が起き上がりミネラルウォーターを飲んでいた。



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