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愛を囁いて
第1章 悪夢
「おいおい真中くん。
君は”彼“と知り合いなのかい?」
「えっ?」
あーーーーっ
しまった!
ここは私が勤めてる会社の応接室。
今朝、出勤したらいきなり社長に呼ばれたのだった。
社長の横には社長秘書の成田さんもいた。
「……いえ、あの………その………」
答えに困っていると目の前にいる“彼”は
クスクスと笑う。
「ええ。 川田社長。
彼女………真中さんには先日……
色々とお世話になりましてね……。
その時のお礼も兼ねて、御社にお邪魔させていただきました。」
「なっ…………!!」