この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
真愛~美女と野獣より・孤独な王子と黄色い薔薇の物語~
第3章 真夜中のプリンセス・ベル

テーブルの上には小さなガラス入りのキャンドルが焔を揺らめかせていた。
ワインも用意されたが、アルコールに弱いロザリナは少し口をつけただけだった。いよいよ最後のデザートは繊細な銀の器に盛りつけられた苺のシャーベットだ。
この器といい、どうやら使った食器はすべて本物の銀製ではないかと思われる。陶器にせよ、明らかにこれ一枚でロザリナの一年分の学費が賄えるのではないかと思われるほど高価なものばかりだ。
ワインも用意されたが、アルコールに弱いロザリナは少し口をつけただけだった。いよいよ最後のデザートは繊細な銀の器に盛りつけられた苺のシャーベットだ。
この器といい、どうやら使った食器はすべて本物の銀製ではないかと思われる。陶器にせよ、明らかにこれ一枚でロザリナの一年分の学費が賄えるのではないかと思われるほど高価なものばかりだ。

