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第22章 初恋の幼なじみに傷つけられて

※彩香と山名のおば様の会話


「彩香ちゃん、おばさんがお弁当頼んだのが

いけなかったのかしらね？

遼太が、何か酷いことを言ったそうね！

あの子、彩香ちゃんの事大好きな癖に

照れ隠しなのか、

この頃彩香ちゃんを避けてるわよね？

それが分かってたのに、お弁当頼んだ

おばさんが悪かったわ。ごめんなさいね」

私は、飛んで起き上がり、叫んだ。

「遼ちゃんは、私の事が嫌いなんです。

大好きなんてあるはずない！

遼ちゃんだけは優しかったのに

いつも守ってくれてたのに、

酷いよぉ～！」

「遼太に何を言われたの？ごめんなさいね

ちゃんと謝らせるから、

許してやってくれないかしら？」

彩香は、首を左右に振った。