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おデブが愛されちゃダメですか?
第40章 だだっ子真の出張
彩香が、秘書室の扉をノックした。

「失礼します。」中に入った。

秘書「何かご用ですか?高梨さん?」

「専務は、お忙しいですか?

少しご相談があるんですけど、お時間頂けないか

聞いてもらえませんか?」

秘書「少しお待ち下さい。」ニッコリ微笑んで

専務室の扉をノックした。

「失礼します。専務、高梨さんが

ご相談があるとそうで、お越しになってます。

どうされますか?」

専務は、秘書が『高梨』って言ったとたん、

顔が明るくなり、目が輝いた事を見逃さなかった。

専務って、本当に単純!って心で思い笑っていた。

「入ってもらいなさい。

暫く誰も取りつがないでくれ。」

「かしこまりました。」

ニヤッと笑って

「高梨さん、専務が会われるそうです。どうぞ。」

扉を開けて、通してくれた。すれ違う時に

小声で「よろしくね🎵」って言われた。
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