この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
if…─もしも、ちーちゃんが女子高校生だったら…
第1章 もしも、ちーちゃんが女子高校生だったら…





「ちょっ…通し…て、ぇ…、…ぅぐッ!!」


─それは昼休みの購買前の廊下にできた人だかり。

曜日限定のお気に入りのパンを求めて、ごった返す人波に押しつぶされるも虚しく、今日も敗北に帰したアタシはイジけて廊下の片隅にしゃがみ込む。

と、なんだか周囲が突然ザワめきだして…


「あっれー、こんなところにカワイイ子発見♡」


次々とあがる女子の黄色い悲鳴と共に、頭の上からそんな声がした。


「どうしたの、そんな悲しそうな顔して」

「あ…先輩…」


…顔を上げれば、そこには見知った人影。


「もう…だから、そんな顔は似合わないってオレいつも言ってるよ?」


同じ目線の高さまでしゃがみ込み、頬杖をつきながら優しく頭をポンポンとしてくれる長い腕がそっと伸びてくる。

そして、


「ねぇ、もしかしてその顔の理由は"これ"?」

「へ…!?なん…」


差し出される思わぬサプライズに、向けられる優しくて爽やかな笑顔とか…


「ん?オレ、好きな子のことならなんでも知ってるの♪

…一緒に食べよ?」


どうしよう…

もう、お腹いっぱいです。






/73ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ