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王子様は、きらきら星の住人
第2章 十六歳の誕生日
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「ごめんね、真由。真由はなにも悪くない、お父さんが全部悪いんだよ……お父さんとお母さんが一緒に暮らせないからって、真由に不自由をさせたくない……
真由は真由のしたいようにしていいんだからーー」
「すいません、コーヒーのおかわり下さい」
田舎町には必ずあるカフェのチェーン店『麦田珈琲館』の奥のソファ席。
真由は、父の話を遮るかのように通りかかった店員に声をかけた。
店員は無言でうなずき、トレーを手にキッチンへと消えていく。
さっぱり何をいっているのか聞き取れない日本語英語の歌詞で歌う、そこそこ人気のバンドのBGMが流れている。
真由は、鞄からヘッドフォンを出して耳を塞ぎたい衝動に駆られた。
「ごめんね、真由。真由はなにも悪くない、お父さんが全部悪いんだよ……お父さんとお母さんが一緒に暮らせないからって、真由に不自由をさせたくない……
真由は真由のしたいようにしていいんだからーー」
「すいません、コーヒーのおかわり下さい」
田舎町には必ずあるカフェのチェーン店『麦田珈琲館』の奥のソファ席。
真由は、父の話を遮るかのように通りかかった店員に声をかけた。
店員は無言でうなずき、トレーを手にキッチンへと消えていく。
さっぱり何をいっているのか聞き取れない日本語英語の歌詞で歌う、そこそこ人気のバンドのBGMが流れている。
真由は、鞄からヘッドフォンを出して耳を塞ぎたい衝動に駆られた。

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