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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第40章 説得
「実はね、オレ、亮輔の兄なんだ」
一瞬鴨志田の顔色が変わった。
「えっ…古賀くんの?」
「あぁ、まぁ正式には腹違いの兄弟ってとこだ。アンタにはこの意味解るよな?」
達也は鴨志田の肩に手を回した。
「だったらどうだって言うのよ!これ以上こんな話するなら店の人呼ぶわよ!」
鴨志田はキッと睨み付けるような顔で達也から離れた。
「まぁ、待てよ。それを知ってのうえでアンタに話をもってきたんだ。店のヤツラを呼ぶなら呼んでもいい、ただオレの話を最後まで聞いてから呼んでもいいじゃないか」
達也は余裕たっぷりの態度で鴨志田に話を続けた。
「アンタ、ウチの母親に恨みがあるだろ?どうだ、オレと組んでオフクロの会社乗っ取らないか?」
何を言ってるんだ、この男は?というような顔を浮かべ、バカバカしいとばかりにタバコの火を消した。
「何を言い出すかと思ったら…こんな女捕まえて会社乗っ取る?呆れて何も話すことはないわ。何もしないんだったら、帰ってくれないかな?それにアナタ年いくつ?こんな坊やの戯言に付き合ってる年じゃないのよ、アタシは」
所詮はガキの浅知恵、鴨志田は相手にしなかった。
「オレは今年から大学に通って今は19だ。確かにアンタから見たらオレはガキだろう。だかな、オレはどうしてもアンタと手を組みたいんだよ」
一瞬鴨志田の顔色が変わった。
「えっ…古賀くんの?」
「あぁ、まぁ正式には腹違いの兄弟ってとこだ。アンタにはこの意味解るよな?」
達也は鴨志田の肩に手を回した。
「だったらどうだって言うのよ!これ以上こんな話するなら店の人呼ぶわよ!」
鴨志田はキッと睨み付けるような顔で達也から離れた。
「まぁ、待てよ。それを知ってのうえでアンタに話をもってきたんだ。店のヤツラを呼ぶなら呼んでもいい、ただオレの話を最後まで聞いてから呼んでもいいじゃないか」
達也は余裕たっぷりの態度で鴨志田に話を続けた。
「アンタ、ウチの母親に恨みがあるだろ?どうだ、オレと組んでオフクロの会社乗っ取らないか?」
何を言ってるんだ、この男は?というような顔を浮かべ、バカバカしいとばかりにタバコの火を消した。
「何を言い出すかと思ったら…こんな女捕まえて会社乗っ取る?呆れて何も話すことはないわ。何もしないんだったら、帰ってくれないかな?それにアナタ年いくつ?こんな坊やの戯言に付き合ってる年じゃないのよ、アタシは」
所詮はガキの浅知恵、鴨志田は相手にしなかった。
「オレは今年から大学に通って今は19だ。確かにアンタから見たらオレはガキだろう。だかな、オレはどうしてもアンタと手を組みたいんだよ」