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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第41章 積年の恨み

「そうはいかねえ、アンタだってここを出て自由になりてぇだろ?金なら心配するな。だが、問題はいくら借金が残ってるのかだ」
ヤミ金の連中は鴨志田をソープに沈めて、その金額を店側が払っている。
多分、ヤミ金のヤツラは手を引いているだろう。
いや、もしかしたら逃げないように鴨志田を監視している可能性もある。
よし、とばかりに達也は切り出した。
「これで話をつけよう」
人差し指を一本立てた。
「えっ、一本て…」
「1000万だ。いくらアンタが借金したからって、そこまでの額にはなってないはずだ。次に用意してくるから、アンタはその金を叩きつけてここを抜けるんだ」
達也は父親の住んでいたマンションを売り払った額を母親から譲り受けている。
口座には3000万程の預金があり、その他は母親からの援助でほとんどその金に手を付けてない。
「1000万て、アタシが店にその金を渡せばいいって事?」
「もちろん」
ヤミ金の連中は鴨志田をソープに沈めて、その金額を店側が払っている。
多分、ヤミ金のヤツラは手を引いているだろう。
いや、もしかしたら逃げないように鴨志田を監視している可能性もある。
よし、とばかりに達也は切り出した。
「これで話をつけよう」
人差し指を一本立てた。
「えっ、一本て…」
「1000万だ。いくらアンタが借金したからって、そこまでの額にはなってないはずだ。次に用意してくるから、アンタはその金を叩きつけてここを抜けるんだ」
達也は父親の住んでいたマンションを売り払った額を母親から譲り受けている。
口座には3000万程の預金があり、その他は母親からの援助でほとんどその金に手を付けてない。
「1000万て、アタシが店にその金を渡せばいいって事?」
「もちろん」

