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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第45章 依頼

「おう、オレは信用が第一の弁護士だ。不義理などしたらヤクザ相手に仕事なんか出来るか」
弁護士は平然と言ってのけた。
「で、どこの店なんだ?」
弁護士は達也に鴨志田がいるソープランドの場所を伝えた。
「源氏名は皐月って名乗ってます。よろしくお願いします」
達也は頭を下げた。
「この店か。あぁ、確かにヤミ金の連中と繋がってるな、ここは。バックにいるヤクザもよくここへ来て仕事を依頼してくるな。ものの10分もあれば話は終わって、あの女はソープから抜けるようにしてやる」
そんなに早く話が解決できるのだろうか。
かなり胡散臭いが、この弁護士に任せるしかない。
「解りました。では明日の営業時間が終わる頃に店の近辺で待機してます」
「うむ、しかし高校教師が借金でソープ嬢とは、絵にかいたような転落ぶりだな、お前、ホントにこの女助けてもロクな事ないぞ?いいのかそれで?」

