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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第47章 ミッションコンプリート!

「いいか、まずこれからオフクロを消す。で、明日は多分会社ではオフクロが来ない事に不審に思うヤツラがオロオロする。それでオレかオフクロの部下連中が警察に捜索願いを出す。
まぁ見つからないけどな。
それから1週間後にアンタはオレの秘書としてあの会社に入るんだ。
勿論、その時はオレが社長になってるってワケだ」
鴨志田には目もくれず、ゲームに夢中になっている。
どのくらい経ったのだろうか、鴨志田にはこの1分1秒が長く感じた。
「今、23:30過ぎたとこよ」
「よしっ」
達也はシートを起こし、ドアを開けた。
「いいか、何があってもここから絶対に動くなよ!下手な動きは命取りになる、わかったな?」
さっきとは違って、真剣な表情で達也は鴨志田に指示した。
「わ、わかったわ」
「よし、オレはここから少し歩いた所にいるから。しばらく待っててくれ」
達也はドアを閉め、暗い路地を歩いた。
そして歩道に腰を下ろし、再度スマホを手にした。

