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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第57章 二億で買い取ってもらおう

達也がこの日の為に、顧問弁護士という肩書きが入った名刺を作ったのだ。
そこには、顧問弁護士、今宮 敏夫(いまみや としお)と記されていた。
勿論、これは仮名である。この弁護士は絶対に名を名乗らない。
ヤクザ相手にかなりブラックな仕事をしている為、正体不明の弁護士だが、仕事は必ず遂行する。
「吉村さん、貴方はウチの鴨志田を強引にホテルに連れていって、このような破廉恥な行為を強要したらしいですね。
これは立派な強姦罪です。
鴨志田は貴方を告訴する予定です。ですから今日はこうしてウチの顧問弁護士と共に御社に伺いました」
あくまでも冷静な口調で、淡々と達也は話した。
「いや、でもそれはお互い合意の上での事であって、私が一方的にというのは…」
吉村は言葉を濁した。
「吉村さん、ご存知かと思いますが、鴨志田はあの身体で非常に胸が目立ちます。
今まで何度も痴漢にあって、かなり自分の身体にコンプレックスを持ってました。
ですから私は鴨志田に護身用と防犯用を兼ねた小型内蔵カメラを持参するように助言しました。
もし、お望みならその場面をここでお見せすることも出来ますが…」
そこには、顧問弁護士、今宮 敏夫(いまみや としお)と記されていた。
勿論、これは仮名である。この弁護士は絶対に名を名乗らない。
ヤクザ相手にかなりブラックな仕事をしている為、正体不明の弁護士だが、仕事は必ず遂行する。
「吉村さん、貴方はウチの鴨志田を強引にホテルに連れていって、このような破廉恥な行為を強要したらしいですね。
これは立派な強姦罪です。
鴨志田は貴方を告訴する予定です。ですから今日はこうしてウチの顧問弁護士と共に御社に伺いました」
あくまでも冷静な口調で、淡々と達也は話した。
「いや、でもそれはお互い合意の上での事であって、私が一方的にというのは…」
吉村は言葉を濁した。
「吉村さん、ご存知かと思いますが、鴨志田はあの身体で非常に胸が目立ちます。
今まで何度も痴漢にあって、かなり自分の身体にコンプレックスを持ってました。
ですから私は鴨志田に護身用と防犯用を兼ねた小型内蔵カメラを持参するように助言しました。
もし、お望みならその場面をここでお見せすることも出来ますが…」

