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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第70章 精神力

だが、亮輔は達也が亡くなっても、眉1つ動かさなかった。
伸びきった天狗の鼻をへし折るが如く、鉄槌を食らったのだろうと。
仮にこれが事故死じゃなく、誰かの手によって殺されたとしても、当然の報いだと思った。
ただ願わくは、この手で達也の人生を終わらせたかった。
それが出来なかったのが残念で、心残りでもあった。
葬儀の帰り、亮輔は沢渡に呼ばれ、家まで車で送るという事で二人きりになり、車に乗った。
沢渡は運転席で、亮輔は後部座席で達也の遺骨を抱えて車は亮輔の住むアパートへ向かった。
その間、二人は無言で、亮輔は何かを話そうとしたが、何から話せばいいのか解らず、結局は黙ったまま、亮輔のアパートへ着いた。
「沢渡さんありがとうございます。もし良かったら中へ入ってもらえませんか?少しお話したい事もありますから」
伸びきった天狗の鼻をへし折るが如く、鉄槌を食らったのだろうと。
仮にこれが事故死じゃなく、誰かの手によって殺されたとしても、当然の報いだと思った。
ただ願わくは、この手で達也の人生を終わらせたかった。
それが出来なかったのが残念で、心残りでもあった。
葬儀の帰り、亮輔は沢渡に呼ばれ、家まで車で送るという事で二人きりになり、車に乗った。
沢渡は運転席で、亮輔は後部座席で達也の遺骨を抱えて車は亮輔の住むアパートへ向かった。
その間、二人は無言で、亮輔は何かを話そうとしたが、何から話せばいいのか解らず、結局は黙ったまま、亮輔のアパートへ着いた。
「沢渡さんありがとうございます。もし良かったら中へ入ってもらえませんか?少しお話したい事もありますから」

