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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第80章 早く殺してくれよ!

だが、メンバーの1人の女が、凜を呼んだらしく、遅れて来るらしいと言っていた。
凜が来るなら帰ろう、オレはアイツとは関わりたくない。
吉永には
「申し訳ないけど、ちょっと用事出来て、帰らなきゃならなくなったんだよね。今度また誘ってよ」と伝え、また五千円札を渡し、部屋を出ようとした。
が、タイミング悪く、凜がちょうど到着したので、ドアの入り口で鉢合わせになった。
オレはシカトして店を出ようとしたが、凜はオレを呼び止めた。
「私が来るから帰るの?そうなんでしょ?」
と少し怒ったような言い方でオレに聞いてきたが、オレはシカトしてそのまま店を出た。
(冗談じゃねえ、なんだってあんな女呼んだんだ?これじゃまたこの前と一緒じゃねえか)
ホントは最後までいるつもりだったが、凜が来ると、一気に場の雰囲気が変わってしまう。
そんな状況にいたくないからオレは途中で帰ることにした。
繁華街を抜け出し、少し人通りの無い道を歩いて家に着こうとした時、前から3人組の男がこちらを向かって歩いてきた。
見るからにガラの悪いヤツらだ。
ストリート系ファッションにキャップを被り、シルバーアクセサリーを身につけたヤツらだ。
視線は皆、オレの方に向いていた。
絡まれると面倒だ、オレは道の端に寄り、そのまま歩を進めた。
だが、その3人組の1人がオレに声を掛けてきた。
「おい、そこのお前、ちょっとこっち来い!」
凜が来るなら帰ろう、オレはアイツとは関わりたくない。
吉永には
「申し訳ないけど、ちょっと用事出来て、帰らなきゃならなくなったんだよね。今度また誘ってよ」と伝え、また五千円札を渡し、部屋を出ようとした。
が、タイミング悪く、凜がちょうど到着したので、ドアの入り口で鉢合わせになった。
オレはシカトして店を出ようとしたが、凜はオレを呼び止めた。
「私が来るから帰るの?そうなんでしょ?」
と少し怒ったような言い方でオレに聞いてきたが、オレはシカトしてそのまま店を出た。
(冗談じゃねえ、なんだってあんな女呼んだんだ?これじゃまたこの前と一緒じゃねえか)
ホントは最後までいるつもりだったが、凜が来ると、一気に場の雰囲気が変わってしまう。
そんな状況にいたくないからオレは途中で帰ることにした。
繁華街を抜け出し、少し人通りの無い道を歩いて家に着こうとした時、前から3人組の男がこちらを向かって歩いてきた。
見るからにガラの悪いヤツらだ。
ストリート系ファッションにキャップを被り、シルバーアクセサリーを身につけたヤツらだ。
視線は皆、オレの方に向いていた。
絡まれると面倒だ、オレは道の端に寄り、そのまま歩を進めた。
だが、その3人組の1人がオレに声を掛けてきた。
「おい、そこのお前、ちょっとこっち来い!」

