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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第82章 500万でサイン

凜はオレを早くレンタルの仕事に引き込もうとしてる。
だが、オレは十分に聞き出して引っ張った。
「そもそも、この仕事は何がきっかけで知ったの?」
表に出ない仕事がどうやって凜が知るようになったのか聞いてみたい。
「そこまで言わなきゃダメ?もういいじゃん!」
凜は少しイラついていた。
オレはのらりくらりとはぐらかせているのがじれったいみたいだ。
「だってこの際だから色々聞きたいじゃん?どうやってその仕事を知ったのか。オレは中山さんに十分に聞いて、納得したらその仕事引き受けるよ」
凜は焦っていた。それが手に通るように解る。
少し間があって凜は口を開いた。
「ほら、前にお父さんの事業が失敗して借金背負って私は学校辞めて働かなきゃならないって言ったよね?で、昼も夜も働いても、全然お金が追い付かなくて…
で、当時知り合った彼がちょっとアッチ側の人で。
私がもっとお金になる仕事はない?って聞いたら、ここを紹介してくれたの。
それからというもの、色んな有名人と一緒に過ごしたわ。
プロ野球選手だったり、芸能人だったり、政界の人だったり。
で、何とか実家を助けて少しは楽になったから、私は定時制に行くことにしたの。
今はもう家を出て1人で暮らしてるけどね」
成る程、この言葉にはウソはなさそうだ。
ただ、月に300万てのは話が大きすぎる。
「もういいでしょ、これで全部だから。だから一緒に仕事しよっ、ね?」
凜はもう十分に話した、と。
ならばここからがオレの話だ。
「中山さん」
「何?まだ何か聞きたいの?もう話すことはないよ、後の事は登録した時に色々聞けばいいじゃん」
シビレを切らせたのか、更に凜の口調が苛立っていた。
だが、オレは十分に聞き出して引っ張った。
「そもそも、この仕事は何がきっかけで知ったの?」
表に出ない仕事がどうやって凜が知るようになったのか聞いてみたい。
「そこまで言わなきゃダメ?もういいじゃん!」
凜は少しイラついていた。
オレはのらりくらりとはぐらかせているのがじれったいみたいだ。
「だってこの際だから色々聞きたいじゃん?どうやってその仕事を知ったのか。オレは中山さんに十分に聞いて、納得したらその仕事引き受けるよ」
凜は焦っていた。それが手に通るように解る。
少し間があって凜は口を開いた。
「ほら、前にお父さんの事業が失敗して借金背負って私は学校辞めて働かなきゃならないって言ったよね?で、昼も夜も働いても、全然お金が追い付かなくて…
で、当時知り合った彼がちょっとアッチ側の人で。
私がもっとお金になる仕事はない?って聞いたら、ここを紹介してくれたの。
それからというもの、色んな有名人と一緒に過ごしたわ。
プロ野球選手だったり、芸能人だったり、政界の人だったり。
で、何とか実家を助けて少しは楽になったから、私は定時制に行くことにしたの。
今はもう家を出て1人で暮らしてるけどね」
成る程、この言葉にはウソはなさそうだ。
ただ、月に300万てのは話が大きすぎる。
「もういいでしょ、これで全部だから。だから一緒に仕事しよっ、ね?」
凜はもう十分に話した、と。
ならばここからがオレの話だ。
「中山さん」
「何?まだ何か聞きたいの?もう話すことはないよ、後の事は登録した時に色々聞けばいいじゃん」
シビレを切らせたのか、更に凜の口調が苛立っていた。

