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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第82章 500万でサイン

オレは凜を見下すかのような口調で言い放った。
コイツの頭の中は500万の事でいっぱいだ。
「何でこんな大金持ってるの?古賀くん、実家がお金持ちなの?」
目を白黒させながら凜は目の前の金を凝視していた。
喉から手が出るほど欲しいとはこの事を言うんだろう。
「さぁ、どうする中山さん?胴元に搾取されながらレンタルされるか、このまま取っ払いでこの500万受け取ってオレにレンタルされるか。オレは悠長に答えなんて待ってるつもりは無い。
今すぐ答えを出してもらうかな」
ここで一気に畳み掛けた。
「…わかった。これホントに私が全部貰っていいならひきうけるわ」
この瞬間、凜はオレの術中にハマった。
「よし、じゃあ契約成立だ。で、契約するからには誓約書を書いて欲しいんだ」
「そんなのいいじゃん!私、逃げたりしないわよ!そんなもん書かせるつもり?」
凜は誓約書という言葉に怯んだ。
だが、必ず書くはずだ。
「じゃ、この話は無かった事にするよ」
オレは金を再び紙袋に入れた。
「待って!」
凜はもう金の亡者と化していた。
「その誓約書書くわ。だからその金ちょうだい、お願い!」
金という魔力には逆らえない。
「じゃあ、今オレが言ったことをこの紙に書いてくれる?」
オレは一枚の用紙を渡した。
「何て書けばいいの?」
【誓約書
私、中山凜は古賀亮輔氏に今日から1ヶ月間、レンタルとして寝食を共に致します。
その間は古賀氏の指示通りに従い、もし約束を反古にした時は全責任を負います。
平成29年11月29日
中山凜】
「そしてここに印鑑を押してくれないかな?無ければ母音でもいいよ」
凜は誓約書に母音を押した。
こうして凜は堕ちた。
後はオレが凜をコントロールするだけだ。
コイツの頭の中は500万の事でいっぱいだ。
「何でこんな大金持ってるの?古賀くん、実家がお金持ちなの?」
目を白黒させながら凜は目の前の金を凝視していた。
喉から手が出るほど欲しいとはこの事を言うんだろう。
「さぁ、どうする中山さん?胴元に搾取されながらレンタルされるか、このまま取っ払いでこの500万受け取ってオレにレンタルされるか。オレは悠長に答えなんて待ってるつもりは無い。
今すぐ答えを出してもらうかな」
ここで一気に畳み掛けた。
「…わかった。これホントに私が全部貰っていいならひきうけるわ」
この瞬間、凜はオレの術中にハマった。
「よし、じゃあ契約成立だ。で、契約するからには誓約書を書いて欲しいんだ」
「そんなのいいじゃん!私、逃げたりしないわよ!そんなもん書かせるつもり?」
凜は誓約書という言葉に怯んだ。
だが、必ず書くはずだ。
「じゃ、この話は無かった事にするよ」
オレは金を再び紙袋に入れた。
「待って!」
凜はもう金の亡者と化していた。
「その誓約書書くわ。だからその金ちょうだい、お願い!」
金という魔力には逆らえない。
「じゃあ、今オレが言ったことをこの紙に書いてくれる?」
オレは一枚の用紙を渡した。
「何て書けばいいの?」
【誓約書
私、中山凜は古賀亮輔氏に今日から1ヶ月間、レンタルとして寝食を共に致します。
その間は古賀氏の指示通りに従い、もし約束を反古にした時は全責任を負います。
平成29年11月29日
中山凜】
「そしてここに印鑑を押してくれないかな?無ければ母音でもいいよ」
凜は誓約書に母音を押した。
こうして凜は堕ちた。
後はオレが凜をコントロールするだけだ。

