この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第126章 男2人のむさ苦しい部屋での会話

…コイツ真面目に仕事してんのかな。
「バカ、そんな事出来ねえよ!ボーイなんてのはキャバ嬢よりも扱いが下なんだぞ」
どうやら相当厳しく教育されてるみたいだな。
そうだ、コイツに聞いてみたい事があったんだ。
「なぁ、何でお前高校中退したの?」
「オレ?だってつまんねえしよ、頭悪いし、早く上京したかったから、2年の2学期に辞めて上京して色んな仕事したな」
「卒業してから上京した方が良かったんじゃねえのか?高校中退だと働き口なんて中々無いだろ」
「うーん、実は中退したのをちょっと後悔してんだけどな。でも今更夜間の高校なんて通えないし、勉強キライだから今はボーイやって店長になってそれから…いや~っははは!もう先が薔薇色過ぎて高校なんて行ってられっかよ」
…コイツ、もう一回沢渡さんに一喝してもらった方がいいかもな。
「で、お前は何で中退したんだ?」
「オレはほら、親が死んだしな」
オレは母親の遺骨の方に目をやった。
「じゃ、お前、それからずっと1人で暮らしてきたのか?」
「他に誰が面倒見てくれんだよ?」
まぁ、面倒は色んな人に見てもらった。
沢渡さんや、鴨志田。そしてレンタル会員のオーナー…
沢渡さん以外の人達はもうこの世にいないけど。
「そうか、お前も苦労したんだな。まぁ、元気出せよ!オレがここにいるじゃないか、これから仲良くやっていこうぜ」
「お前は早く部屋探してここから出てけ!ただでさえ狭い部屋なんだからこんなとこにヤロー2人で住んでられっか!」
「バカヤロー、寮の部屋がまだ空かないんだよ。それにちゃんと飯代払ってんじゃねえかよ!」
「飯だけじゃねぇ、光熱費も折半だ!」
「汚ぇ、それも払うのかよ?」
「イヤなら豚の女のとこ行って謝って許してもらって来い」
「テメー、人の彼女を豚扱いすんじゃねぇよ!」
…こんな感じでオレの部屋は随分と賑やかになった。
まぁ、早く出ていって欲しいが、1人でいるよりは暇潰しになるかな。
「バカ、そんな事出来ねえよ!ボーイなんてのはキャバ嬢よりも扱いが下なんだぞ」
どうやら相当厳しく教育されてるみたいだな。
そうだ、コイツに聞いてみたい事があったんだ。
「なぁ、何でお前高校中退したの?」
「オレ?だってつまんねえしよ、頭悪いし、早く上京したかったから、2年の2学期に辞めて上京して色んな仕事したな」
「卒業してから上京した方が良かったんじゃねえのか?高校中退だと働き口なんて中々無いだろ」
「うーん、実は中退したのをちょっと後悔してんだけどな。でも今更夜間の高校なんて通えないし、勉強キライだから今はボーイやって店長になってそれから…いや~っははは!もう先が薔薇色過ぎて高校なんて行ってられっかよ」
…コイツ、もう一回沢渡さんに一喝してもらった方がいいかもな。
「で、お前は何で中退したんだ?」
「オレはほら、親が死んだしな」
オレは母親の遺骨の方に目をやった。
「じゃ、お前、それからずっと1人で暮らしてきたのか?」
「他に誰が面倒見てくれんだよ?」
まぁ、面倒は色んな人に見てもらった。
沢渡さんや、鴨志田。そしてレンタル会員のオーナー…
沢渡さん以外の人達はもうこの世にいないけど。
「そうか、お前も苦労したんだな。まぁ、元気出せよ!オレがここにいるじゃないか、これから仲良くやっていこうぜ」
「お前は早く部屋探してここから出てけ!ただでさえ狭い部屋なんだからこんなとこにヤロー2人で住んでられっか!」
「バカヤロー、寮の部屋がまだ空かないんだよ。それにちゃんと飯代払ってんじゃねえかよ!」
「飯だけじゃねぇ、光熱費も折半だ!」
「汚ぇ、それも払うのかよ?」
「イヤなら豚の女のとこ行って謝って許してもらって来い」
「テメー、人の彼女を豚扱いすんじゃねぇよ!」
…こんな感じでオレの部屋は随分と賑やかになった。
まぁ、早く出ていって欲しいが、1人でいるよりは暇潰しになるかな。

