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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第149章 怒り

恐怖より、ヤンキーの山下とナツが殺された怒りの方が勝った。
「おい、テメーそれでも人間か?」
オレは今まで生きてきて、腹の底から怒りが湧いてきた事はこれが初めてだ。
「…ふ」
覆面男がオレに剣先を向けた。
「ったく、喋りすぎなんだよこの女は」
日本語?コイツ日本語話せるのか?
「お前、ナツと同じ在日韓国人なのか?だったら何故、同胞にこんな酷い事するんだ!」
「同胞?バカかテメーは」
この声…しかも流暢な日本語。
「まだ解らねえのか、亮輔」
男は覆面を脱いだ。
「…お前、小島?」
間違いない、この顔、オレが15,6の時、友人がいない事を思って兄が紹介した人物だ。
小島にはよく色んな事をして遊んでもらった。
ボーリングのスコアも上達したし、ドライブに行ったり、バーベキューをしたりと…
「おい、テメーそれでも人間か?」
オレは今まで生きてきて、腹の底から怒りが湧いてきた事はこれが初めてだ。
「…ふ」
覆面男がオレに剣先を向けた。
「ったく、喋りすぎなんだよこの女は」
日本語?コイツ日本語話せるのか?
「お前、ナツと同じ在日韓国人なのか?だったら何故、同胞にこんな酷い事するんだ!」
「同胞?バカかテメーは」
この声…しかも流暢な日本語。
「まだ解らねえのか、亮輔」
男は覆面を脱いだ。
「…お前、小島?」
間違いない、この顔、オレが15,6の時、友人がいない事を思って兄が紹介した人物だ。
小島にはよく色んな事をして遊んでもらった。
ボーリングのスコアも上達したし、ドライブに行ったり、バーベキューをしたりと…

