この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第182章 殺人鬼としての覚醒
グチャグチャと肉の塊になったターゲットの始末方法すら考えてなかった。

要は依頼されたヤツを殺す、その後はどうなろうと関係ねえ、ソンヒョクと達也との間に溝が入った。

「どうすんだ、こんな通りで、バラバラなんかにしやがって!後始末してる時間なんて無えぞ!」

ソンヒョクは激怒するが、達也は物足りない…と言うだけ。

(コイツ、手のつけられねえようなイカれた殺人鬼になりやがったかも)

ソンヒョクは達也を連れて仕事をするのを止めて、1人で行う事を決めた。

「何でだよソンヒョク!オレちゃんとターゲット始末してるじゃねえかよ!なぁ、何で降りろって言うんだよ」

達也は殺し屋ではなく、ただの快楽殺人を行っているサイコパスなヤツへ変貌していった。

「あのバラバラにした死体、ニュースで大々的に報じてるぞ!
しかも周辺には防犯カメラも設置されてんだよ!
バレたらどうすんのか、解ってるのか、おい!」

冷静沈着なソンヒョクが声を荒げた。

「…バレたら?じゃあ、見つけたヤツを殺りゃいいじゃねえか…ククク…」

この男、狂ってる…

ソンヒョクは達也をこの仕事を一緒にやろうと言った事を後悔した。

ソンヒョクの殺しはあくまでもマフィアからの依頼を受けてから実行する。

それも誰にも解らぬよう、闇に葬った葬る、それがソンヒョクの与えられた仕事だ。

だから私情で殺人を犯すなんて事は絶対にしない。


だが、達也は違った。
とにかく人を殺したくて殺したくてウズウズしている。

仕事があろうが無かろうが、とにかく人を殺したい。

とにかく壊したいという衝動にかられていた。

「…あぁ、殺してぇ、誰でもいいから殺してえ」

人を殺すことに快感を得た達也は、仕事の依頼が無い時でも、単独で行動するようになった。

橋の下で暮らしているホームレスを襲撃した。

とにかく殴る蹴るの繰り返しで、ホームレスがピクリとも動かなくなってもお構い無しに攻撃を止めない。

最後は懐に忍ばせていた、青竜刀のような刀でバラバラに切り刻み、川に投げ捨てた。

ターゲットはホームレスだけじゃなく、一般人にも及んだ…
/764ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ