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囚われの城
第4章 新しい世界


愛液を垂れ流す穴から膨らみ始めた蕾までを、舌で包むように舐める。

舌の熱さや吐息の熱さを感じ、瑠菜は不思議な感覚に包まれた。

そのまま何度か舐めると、今度は唇で瑠菜の蕾を挟んだ。

吸われながら舌先で刺激される感覚は、乳首の時とはまったく違う。

無意識に足がピクピクと反応し、出したくもない声が漏れてしまう。


「ほんとは感じてるんでしょ?」

「あっ!ふっあんっ!んっ……」

「イッちゃいなよ」


瑠菜の割れ目を指でなぞり、まだ誰も受け入れたことのない清らかな穴へ少し指を入れる。

そのまま膨らんだ蕾を強く吸ったり、舌で円を描くようにぐりぐりと動かす。

幾人も同じように教育し、女の体を熟知した龍の愛撫。

瑠菜はあの時と同じように、体に異変を感じた。

痺れるようになる感覚、そして頭が真っ白になっていく感覚。


「はぁっ!……あっ!」


龍の指をひくひくと締め付ける。

瑠菜は放心状態でぐったりしている。

そんな瑠菜を見下ろし、龍はベルトを外した。

あまり元気のない男根を、ぐったりした瑠菜の目の前に差し出した。


瑠菜は黎明とともに他の人の情事を画面越しに見ていた。

しかし、実物を目の前にした途端、想いを寄せる人だからと言って興奮やらという感情はなくなった。

怖くなってしまったのだ。


「フェラしてみて」

「……え?」

「他のメイドがしてるのを何回も見てるでしょ?」


龍は冷たく言い放った。

確かに見ている。

そして、その行為をした後はほとんど、男女がひとつになっていた……。


瑠菜は体勢を整え、龍の男根に手を添える。


「……舐めて」


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